2019年4月17日

ステンレススクラップ、関東地区市況が続伸 メーカー炉前132―135円

関東のステンレススクラップ市況が続伸した。東南アジア諸国をはじめとする海外需要が堅調だが、国内発生は依然として低調で、需給がタイト化したことが要因とみられる。

流通筋によると、大手輸出業者が、SUS304ステンレススクラップの購入価格を1キログラム当たり5円(トン当たり5000円)引き上げ、キロ120―125円前後の価格を提示した。輸出価格の上伸に伴って国内のステンレスメーカーも追随し、10日以降、累計で買値で同10円引き上げているもよう。メーカー炉前購入価格は同132―135円前後となった。

スポンサーリンク