2019年10月16日

鉄スクラップ、関西輸出価格2万2050円 980円安

関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル会長)が16日に実施した第88回鉄スクラップ共同輸出入札は、成約価格がトン当たり2万2050円(大阪湾岸FAS・H2グレード中心)だった。今月1日の前回比で980円安い。景気の先行き懸念による世界的な鉄鋼需要の停滞で鋼材・ビレット価格が値下がりし、海外の鉄スクラップに対する下げ圧力が強く、9月3日の入札から4回連続の値下がりと下落基調は止まっていない。