2020年8月27日

国内鉄スクラップ続伸 H2 年初来最高値2.5万円

国内鉄スクラップ相場が続伸し、日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区炉前平均、産業新聞調べ)は、代表品種であるH2でトン当たり2万5000円と、年初来の最高値を付けた。夏枯れで鉄スクラップ発生量が低下している上に輸出高で需給が引き締まり、電炉メーカーは集荷のために原料の調達価格の引き上げを余儀なくされている。電炉大手の東京製鉄は、全拠点で26日入荷分から鉄スクラップ買値をトン500円引き上げ、同日から各地区の電炉メーカーが値上げの動きを見せた。

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