2022年2月28日

鉄スクラップ輸入入札 現代製鉄、対日提示価格1500円下げ

 韓国・現代製鉄は25日に鉄スクラップ輸入入札を実施し、対日提示価格を全品種で先週17日の実施分からトン当たり1500円下げた。代表品種のH2はFOBトン当たり5万7000円とした。提示価格の引き下げは昨年12月10日の実施以来、2カ月半ぶり。同社は今月17日までの輸入入札ですでに十分な量の輸入を決めていたため、買いを弱めたとみられる。年初来、外需がけん引してきた国内相場が調整局面入りする可能性が出てきた。