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2025年11月5日
国内相場 鉄スクラップ1カ月続伸 輸出対抗、東鉄が買値上げ
国内の鉄スクラップ相場が1カ月間、上がり続けている。産業新聞調べの日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉メーカー購入価格平均、H2)は4日時点でトン当たり4万2700円と、前営業日から200円(0・5%)、直近安値の10月6日からは3000円(7・6%)上昇した。急激に進む為替のドル高・円安が円建ての輸出価格を押し上げ、輸出対抗姿勢を鮮明にする東京製鉄が自社拠点の買値を上げ、他電炉メーカーや船積み業者もおおむね追随を迫られた。円安がさらに進めば、国内相場も続騰する公算が大きい。
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