
鉄スクラップ・リサイクルニュース
2025年8月25日
国内の鉄スクラップ市況が22日、関東を中心にトン当たり500円前後下がった。日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉メーカー購入価格平均、産業新聞調べ)は22日時点でH2が3万9800円と、昨年10月以来10カ月ぶりに4万円を下回った。電炉メーカーの原料必要量が減り、買値を下げて入荷を調整した。鋼材需要の減退が背景にある。国内は下げ基調だが海外相場は盆明けから上げに転じている。ベトナムなどを中心に需要が旺盛なためで、国内相場の続落を食い止める材料になる可能性がある。



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