2021年3月17日

2月鉄鋼輸出268万トン 前年割れも前月比1割増

 財務省が17日に発表した貿易統計によると、全鉄鋼ベースの2月の輸出量は前年同月比9・1%減の267万8000トンとなり、10カ月連続で前年を割り込んだ。高炉メーカーは昨秋から段階的に一時休止していた高炉の再稼働を行っているが、国内需要の増加と高炉再稼働のタイムラグもあり、なお輸出余力のない状態が続いた。ただ、海外市況はホットコイルのオファー価格がCFR800ドル前後になるなど続伸基調をたどっていることもあって、前月に比べると9・9%の増加となった。







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