都伸銅品商組ＭＲ委 車載、在庫調整が長期化

東京都伸銅品商業組合（理事長＝橋永勝弘・橋永金属社長）のマーケットリサーチ・広報委員会（ＭＲ委員会）は28日に定例記者会見を開き、依然として受注状況は低迷が続いているとの認識を示した。車載関連はサプライチェーン上の余剰在庫の解消が遅れ、配電盤や空調機器関連も人手不足による物件の工期遅れで調整局面から脱し切れないまま。高橋正志・広報委員長は「自動車メーカーの生産回復などで需要自体はあるが、まだ伸銅品の受注回復には結びついてない」と指摘した。