2025年9月24日

EU、冷延で対日AD調査 7―8カ月で暫定措置も 熱延に続き

 欧州委員会は18日、日本、インド、台湾、トルコ、ベトナム製冷延鋼板輸入に対するアンチダンピング(AD)調査開始を公示した。熱延鋼板に続いて欧州連合(EU)は対日AD調査に踏み切った。長引く景気低迷、鋼材需要の落ち込みに苦しむ欧州鉄鋼業はトランプ関税による輸出減、需要産業への影響、米国から行き先を変える安値鋼材流入などに警戒を強めている。日本の業界は熱延に続くEUのAD調査への対応を検討する。







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