2012年7月19日

インドネシア・アンタム、ニッケル鉱輸出停止へ

 インドネシアの国営資源企業でニッケル鉱石の世界的大手、アンタム(本社=ジャカルタ)は、産業新聞社の単独取材に対し、同国政府の打ち出す鉱石輸出規制に従い、2014年以降はニッケル鉱石の輸出を止めることを示唆した。自社生産の鉱石は14年以降、自社の国内製錬所で消費する方針。5月から実施されている鉱石輸出税20%については、製造コスト上昇要因の一つとして「鉱石値上げ」の形で織り込み、日本を含む一部顧客がすでに受諾した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more