2012年8月31日

新日鉄・住金、3製鉄所で減損損失

 新日本製鉄と住友金属工業は30日、10月の統合に備えた資産の減損損失の計上と業績修正をそれぞれ発表した。

 新日鉄は広畑、堺両製鉄所の減損損失として1200億円程度を計上する。住金は住金鋼鉄和歌山の減損損失として約1200億円を計上する。新日鉄は保有する住金株を売却し、対応して住金は自己株を取得、消却する。統合前に負の遺産を整理したうえ税務上のメリットも享受できるよう会計処理し、統合会社としてより強い収益力を生む基盤を整備する。







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