2012年10月16日

鉄スクラップ、10―12月需給締まらず

 2012年10―12月期の鉄スクラップ需給は引き締め感を欠いたまま推移する可能性がある。経済産業省がこのほど公表した鋼材需要見通しは、粗鋼需要量は前期比3・6%減としており、国内では鉄鋼メーカーによる鉄スクラップ消費は伸び悩みが見込まれる。月間70万トン台の高水準で推移している輸出についても、「足元韓国メーカーとの輸出商談の状況を見ると、少なくとも右肩上がりは想定しにくい」(商社)状況だ。







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