フジクラ、情通・電線で構造改革

　フジクラの長浜洋一社長は29日の経営説明会で、情報通信部門とケーブル・機器部門の事業構造改革を急ぐ方針を明らかにした。国内の電力・情報通信市場でインフラ投資が大きく鈍り、競争激化による価格下落も事業収益を圧迫しているため、「現状のマーケットに体の大きさを合わせていく。拠点、人員の適正化が中心になる」と述べた。2012年10―12月期中に具体的な施策を検討し、13年1―3月期から実行に移す。