2012年2月29日

日立金属、ニオブ合金箔の開発に着手

 日立金属は28日、水素分離膜用ニオブ合金箔の開発に着手したと発表した。2015年までの実用化・量産開始を目指す。

 今後、需要が高まると期待される水素はクリーンな次世代エネルギー源として注目されており、より効率よく水素を精製する能力(水素透過能)と耐水素脆性を両立する安価なニオブ合金を使用して、高価なパラジウム合金水素分離膜とほぼ同等の性能のニオブ合金開発に乗り出す。日立製作所の協力を得て、05年から技術的な基礎検討を行っていた。







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