2012年3月1日

「市況回復の兆し」 鉄産懇・内田会長

 鉄鋼産業懇談会の内田耕造会長(新日本製鉄副社長)は29日の懇談会後、「アジアで需給調整の動きが見られ、市況回復の兆しも出てきた。国内の製造業はまだら模様だが、土木・建築分野の復興需要が出始め、需要自体は緩やかな回復基調にあり、懸案の円高も若干だが修正局面にある」と明るい兆候を示した上で、「薄板など国内鋼材在庫は高いレベルにあり、例年、第1四半期(4―6月)は需要が落ちる」と強調し、「先行きの需要を見通した慎重な生産対応が引き続き求められる」と述べた。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more