2011年8月5日

輸出向け銅スクラップ、雑電線など引き合い増

 輸出向け銅スクラップの引き合いが増している。特に雑電線(歩留まり43―45%)は「ここにきて中国勢の買い気が、さらに強まっている」(大手輸出筋)といい、輸出業者の買値は先月中旬までキロ280―290円あたりだったが、足元は300円を超えるケースが目立つ。込み黄銅や雑品もしっかり。ただ、円高ドル安進行と放射線問題という懸念材料もあり、今後の需要および相場動向は不透明だ。







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