2011年1月11日

1-3月積み薄板輸出商談、再開後に急騰も

 貿易関係者によると、昨年末から続く豪州の主要産炭地への集中豪雨の影響で、足元1―3月積みの薄板輸出商談が、ほぼ停止しているもようだ。原料炭のスポット価格が上昇しているほか、ミルの間に調達懸念が広がり、ミル・需要家双方がオファー・ビッド価格を出しにくい状況になっているため。状況を見極めながら、商談は再開される見通しだが、アジアを中心に需要が堅調ななか、製品価格急騰を予想する向きも強くなっており、今後、ホットコイルでFOB700ドルを超える展開になりそうだ。







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