2011年5月16日

大阪地区の厚板、荷動き悪く横ばい

 厚板は荷動きが低調で、扱い筋は売値を上げられない状態が続いている。市況はトン8万6000円(16ミリ厚の4×8サイズ)どころで横ばい。

 高炉メーカーは比較的コンスタントな生産となっているが、造船などのひも付き向けや復旧・復興向けの緊急出荷を重視しており、店売り向けの出荷を抑制気味。中山製鋼所の生産も一定量にとどまっている。また、輸入材も新規入着が減少しており、地区特約店の入荷は絞られている。定尺在庫も特約店で減少しており、厚みやサイズによっては品薄。







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