フジクラ、円高 利益下振れ要因に

　フジクラの長浜洋一社長は24日、共同記者会見に臨み、1ドル＝85円レベルの円高基調が続いた場合、下半期の連結営業利益に対して、最大6億円程度の下振れ要因になると懸念を示した。

　2011年3月期通期の連結営業利益予想は1ドル＝90円の前提で80億円、下半期は36億円を計画する。円高のマイナス影響は情報通信部門で大きく、部材の海外調達比率アップなどを検討する。