2010年10月6日

インド上工程に前向き 新日鉄・宗岡社長

 新日本製鉄の宗岡正二社長は、先日会談したインド鉄鋼大手のタタ製鉄のヘマント・ネルルカール社長から、インドでの上工程建設の協力要請を受けたことについて、「(合弁は)選択肢としてあり得る」と語り、インドでの上工程進出に前向きな考えを示した。

 宗岡社長は、上工程進出の計画は固まっていないとしながらも、「(参画する際には)一定の技術供与にはとどまらない」と述べ、タタの既存製鉄所の増強もしくは、新製鉄所の建設への合弁参画を想定している。今後、両社間で協議を進め、詳細を詰める。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more