2010年10月18日

リオ・BHP鉄鉱石合弁、ドイツ当局が否認

 資源大手の英リオ・ティントと豪BHPビリトンは先週15日、ドイツの連邦カルテル庁(FCO)が、両社の西豪州鉄鉱石生産を統合する合弁事業化計画を認めないという意向を表明したのは残念とする声明を出した。FCOは手続きを進め、両社は今週正式な通知を受ける見込み。

 各国・地域の審査でドイツ当局が最初の結論になりそうだ。両社は引き続き手続きを進める考えだが、すでに寡占化した市場でより支配力を強める両社の試みは、とん挫する可能性が強まってきた。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more