2010年10月27日

対インド鉄鋼輸出に弾み EPA正式合意

 日本とインドが経済連携協定(EPA)に正式合意し、鉄鋼製品の輸入関税が撤廃されることで、インド向け鉄鋼輸出に弾みがつく見通しだ。鉄鋼のほぼ全品目が対象で、協定発効後から5年以内に関税が撤廃され、日系企業など現地需要家の鉄鋼調達が円滑化される。

 インドの鉄鋼需要は世界4位で年々拡大しており、需要家の進出に伴い、日本鉄鋼業の大きな供給先となる見込み。円高から輸出環境が厳しさを増すなか、貿易条件の改善による鉄鋼輸出の促進が期待されている。







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