2010年12月27日

国際スラブ市況上伸、原料需給ひっ迫で

 国際スラブ市況が上伸している。鉄鉱石や原料炭など高炉原料やスクラップ価格の上昇など鉄源需給のタイト化を背景に、高炉メーカーが売り腰を引き締めているもので、現在のオファー価格はC&F630ドル程度と、前月比50ドル程度値上がりしている。

 一部日本ミルも1―2月積みでFOB600ドル程度で成約したケースもあるもようで、ホットコイルや厚板など、熱延製品価格の押し上げにも作用しそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more