2010年3月23日

温室効果ガス 鉄鋼、2020年までに470万トン減

 環境省は19日、中長期ロードマップ検討調査・全体検討会を開き、地球温暖化対策の中長期ロードマップのたたき台案を提示した。温室効果ガス排出の2020年までの90年比25%削減、50年までの同80%削減をにらんで、鉄鋼など産業部門の排出量は05年の4億5600万トンから20年には3億8300万―4億2000万トンに下げ、50年にはエネルギー消費の現状比3―4割削減をめざすとした。

 排出削減した企業が報われる市場づくり、金融支援などを推進。このうち鉄鋼は次世代コークス炉を現状1基から20年までに6基導入、05年より470万トン削減。さらに20―30年で水素還元製鉄などを実用化、エネルギー消費の削減を図るという。







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