2010年4月2日

新日鉄、鉄源競争力を強化 名古屋にSCOPE21

 新日本製鉄は1日、鉄源競争力を強化するため、君津製鉄所と名古屋製鉄所で大型設備投資を実施すると発表した。君津製鉄所第2高炉を拡大改修し、名古屋製鉄所第3コークス炉を次世代型コークス炉「SCOPE21」に更新するもので、総投資額は約1000億円。新日鉄エンジニアリングをベースに設備を発注する。

 「上方弾力性を確保し、成長する日本周辺国の鉄鋼需要を獲得していく。同時に、アジアを中心に大型製鉄所が誕生し大競争時代に入る中、コスト競争力を高めていく」(黒木啓介副社長)のが狙い。







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