2009年8月27日

新日鉄の高降伏強度鋼材 東京スカイに大量採用

 新日本製鉄は26日、昨年7月から建設が始まった「東京スカイツリー」(東京都墨田区、設計・監理=日建設計、施工=大林組)で、建築構造用高降伏強度鋼材「BT―HT400C、500C」が円形鋼管の柱とブレースに大量採用されたと発表した。

 コスト増につながる合金使用量を抑えるとともに、圧延工程で独自開発した熱加工制御プロセスCLC―μにより鉄の結晶粒を微細化することで、降伏強度を一般的な建築用鋼材に比べて23―54%向上させた。高強度で高靭性・高溶接性を兼ね備えており、今後も建築部材の高度化するニーズに応えていく。







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