2009年6月4日

新日鉄住金ステンレス、線材減産4割に緩和

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は、順次ステンレス線材の減産を緩和する。3日の価格発表の席上、明らかにしたもので、これまで光製造所で行っていた能力比最大6割強の減産を今月中に4割程度まで緩和する。5月中に5割まで戻しており、9月までには3割減産まで引き上げたい考え。

 国内市場の在庫調整が進展し、実需も底を打ったとの判断から減産を緩和するが、一気にではなく、あくまで市場動向を注視しながら慎重に行う方針だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more