2009年1月13日

08年度 鉄骨需要600万トン 33年ぶり低水準

 2008年度の鉄骨需要は600万トン程度にとどまる見通しだ。ゼネコン各社の買い控えや実需の減少が背景にあり、75年度以来(全国鉄構工業協会の推定で593万トン)、33年ぶりの低水準に落ち込む可能性が出てきた。

 高炉メーカー各社は当初、08年度の鉄骨需要について、07年度の640万トン(全構協の推定)から680万―700万トンに回復するとみていた。だが、鋼材価格の高騰に起因したゼネコンの買い控えに加え、景気悪化により建築需要は大幅に減少。高炉各社はしばらく建築マインドは冷え込むと判断し、需要見通しを大幅に下方修正した。







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