2013年6月3日

日本電工、南アのマンガン鉱石権益取得への検討具体化

 日本電工は、南アフリカのマンガン鉱石権益を取得する検討を具体化する。香港の資源会社、亜洲鉱業(アジア・ミネラルズ)が南アのカラハリ鉱床のクドゥマネ鉱区で採掘権を取得した。日本電工が権益取得を検討してきた案件で、なお「検討中」(石山照明社長)としているが、クドゥマネの開発主体が採掘権を取得したことで、投資に踏み切る大きなハードルを越えた。日本電工は権益10%程度を取得する方向で検討している。日本電工は昨年のマレーシアの合金鉄合弁事業参画に続き、2013年度までの中期計画で想定した海外事業を実現することになる。







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