2013年9月9日

伸銅メーカー、円安の功罪はっきりと 圧延輸出増で業績回復

過去1年間に進んだ円安ドル高の影響が、伸銅メーカーの業績に功罪両面で表れている。銅条を中心に輸出向け生産量が回復したことで、圧延メーカーの多くで業績が改善。だが、円安はエネルギーコスト上昇も引き起こし、生産量の回復に比べて利益面の伸びは弱い。内需向けが多い押出メーカーに至っては、数量が増えながら減益となっているケースもある。コスト高が解消されることは考えづらく、適切な値上げ努力が今後求められそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more