2014年3月6日

中国、鉄鋼能力2700万トン削減

 中国政府は第12期全国人民代表大会を5日に開幕し、李克強首相が2014年に鉄鋼生産能力を2700万トン削減する方針を示した。能力過剰が需給緩和と環境問題を引き起こしているため、旧式設備を廃棄し、新規設備の建設を制限する。13年も同程度の削減を行ったとみられるが、一方で新規に4000万トン増えて純増となり、全能力は約10億トンに増えている。すでに操業を止めている設備の廃棄を含むとの見方が強く、実質的な能力削減の進展には、なお多大な時間を要する。







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