2014年5月1日

特殊鋼5社、4社が増収増益達成 前3月期

 大同特殊鋼、山陽特殊製鋼は30日、2014年3月期の連結決算を発表し、特殊鋼メーカー5社の決算が出そろった。3000トン鍛造プレス設備の故障が影響した日本高周波鋼業を除き、4社が増収増益を達成。12年10―12月期を底として回復してきた自動車向け需要がけん引した。15年3月期は大同、山特、高周波が増益予想の一方、愛知製鋼、三菱製鋼が減益予想と分かれた。各社とも高止まりする原燃料費をいかに鋼材価格に転嫁できるかが収益の分かれ目となる。4―6月の業績予想は前の期に比べ数%落ちるが、ほぼ想定内としており、大きな影響は今のところなさそうだ。







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