2014年11月10日

日本鉄鋼メーカー、東南ア拠点 続々稼働 中国成長に陰り 新”鉄鋼網”形成へ

日本の鉄鋼メーカーが東南アジアで製造拠点を続々と稼働させている。高い経済成長を背景に自動車中心に日本の投資が急増し、高級鋼の需要が拡大しているためだ。2013年にタイでそれぞれ自動車用溶融亜鉛めっき鋼板工場を立ち上げた新日鉄住金とJFEスチールはインドネシアでも同鋼板の工場を建設中。大手だけでなく、中小鉄鋼関連企業も東南アジア進出に舵を切り始めている。世界最大市場の中国の成長に陰りが見える中、発展が続く東南アジアでの投資戦略が日本鉄鋼業の将来を大きく左右しそうだ。







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