2016年2月1日

鉱工業生産、電子部品の減速顕著に

 国内の電子部品産業の減速が顕著になっている。経済産業省が29日発表した12月の鉱工業指数速報によると、電子部品・デバイス工業の生産指数は前年同月比8・4%減となり、2013年11月以来2年1カ月ぶりに前年実績を下回った。特に減っているのはスマートフォン向けの集積回路や水晶振動子など。こうしたスマホ関連の電子部品に使われる銅条、リン青銅条などの伸銅品は秋口から一段と動きが悪化しているが、鉱工業指数から電子部品産業の落ち込みが裏付けられた。







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