2016年3月8日

政府の温暖化対策長期目標、産業界が懸念表明

 政府が打ち出した2050年までに温室効果ガス80%削減をめざす温暖化対策の基本的な考え方が波紋を呼んでいる。経済成長との両立など条件付きながら、革新的技術開発などを促すとしており、根拠とする技術など積み上げのない目標設定に鉄鋼業はじめ産業界から懸念が表明されている。政府は一般からの意見公募を経て、地球温暖化対策推進本部、閣議決定を経て地球温暖化対策としてまとめる運びだが、長期目標については今後も異論が出そうだ。







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