2016年10月13日

新日鉄住金 原料炭価格、2.2倍200ドルに 10-12月

 新日鉄住金は10―12月積み原料炭の価格交渉で10日、7―9月の2・2倍に当たるトン200ドル(2万700円)で米大手のピーボディ・エナジーと合意した。2012年7―9月以来の200ドル台。長引く価格低迷で供給力が減退するなか、中国の豪雨などによる供給障害でスポット価格が8月中旬以降急激に上昇していた。9月下旬以降はスポット価格も200ドル強でやや足踏みしていたが、豪州で新たな供給障害が発生し、高値を受け入れざるを得なかった。今後は鋼材価格への転嫁が課題になる。







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