2016年12月19日

進藤鉄連会長、中国過剰能力、改善に期待 原料炭価格「当分高止まり」

 日本鉄鋼連盟の進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は16日の定例会見で、ブレグジット、米国のトランプ次期大統領誕生、中国の鉄鋼過剰能力問題を本年、最も印象に残った事案に挙げ「ブレグジット、トランプ政権誕生はグローバリズムの矛盾が露呈した結果で、保護主義化するかトランプ政権の動向を見ていく必要がある」と述べた。中国過剰能力問題は「グローバルフォーラム立ち上げなど対応の枠組みが進捗、5年間で1―1・5億トンを削減、今年で4500万トンが削減される」と改善への期待感を示した。さらに宝鋼、武鋼の統合にも触れ「過剰問題を解決しない限り、世界鉄鋼業の繁栄はなく、進捗を歓迎する」とし、日本の能力削減、雇用対策としての新事業の取り組みなどノウハウを生かし、「積極的に協力したい」と語った。

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