2016年11月10日

日台鉄鋼対話、深刻な通商摩擦なし 印案件想定、連携し対応

 日本と台湾の官民の鉄鋼関係者は8日、都内で第16回日台鉄鋼対話を開き、市場環境などについて意見交換した。双方に深刻な通商摩擦がない点を確認し、摩擦を回避する対話の意義について再確認した。対話を重ねてきた良好な関係を活かして、世界的な保護貿易措置に対する協調に発展させたいと日本側が提案し、台湾側も同意した。インドの熱延セーフガード(SG)や最低輸入価格(MIP)、インドネシアの冷延鋼板アンチダンピング(AD)措置撤廃などの案件を想定し、両者が連携して対応する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more