薄板市況、続伸も上昇速度鈍く 流通に危機感 新年度も転嫁課題

 国内薄板市況が分水嶺に差し掛かってきた。東京地区の薄板市況は先週までに前月比でトン当たり1000―3000円上伸したが、10―12月に比べると、1月以降は上昇ペースが鈍化。高炉メーカーの値上げ幅に対して、薄板市況は1万円程度の遅れをとっている。値上げ玉の入荷が進む商社やコイルセンターなど大手流通の間には危機感が漂っており、唱え上げを強めるとともに、需要のピークを過ぎる4月以降も供給ひっ迫を背景に値上げを継続する構えだ。

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