2020年8月18日

薄板市況、下降局面入りから1年

 国内薄板市況の下降局面が続いている。昨年7月から1年以上にわたりジリ安基調で推移し、累計の下げ幅は熱延鋼板(中板)でトン当たり1万2000円(東京地区)に達した。需要不振の元凶である新型コロナウイルス感染症はいまだ収束が見えず、流通業者には販売減とマージン悪化の二重苦がのしかかる。過去10年のデータを見ると、下降局面入りした場合、反発まで最低でも1年半を要している。同じ轍を踏まないためにも、扱い筋が採算重視に転換できるかどうかが焦点となる。

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