2017年11月28日

阪和興業 中国に総合鉄鋼加工合弁

握手する周・大明国際控股総裁(左)と海老原・阪和興業専務執行役員
 阪和興業は28日、大明国際控股(周克明総裁)や馬鞍山鋼鉄と中国・浙江省嘉興市で合弁事業を立ち上げると発表した。幅広い鋼種、材料の切断加工や機械加工を行う「総合鉄鋼加工センター」として、大明グループが従来から行っていたコイルセンター事業にジョブショップを加えた「ワンストップソリューション」の提供を目指す。阪和は青山鋼鉄のインドネシアにおけるニッケル銑鉄(NPI)プロジェクトに参画しており、今回の合弁によりステンレス鋼メーカー、流通それぞれの世界ナンバーワンと提携した格好。南アフリカでのクロム原料投資などと合わせて、原料から材料、製品流通までのステンレス・サプライチェーンを構築した。







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