2018年11月26日

公共建築工事標準仕様書 めっき・塗装鋼板CF処理、一本化見送りへ 19年改定

 複数の関係筋によると、日本鉄鋼連盟が推進する溶融亜鉛めっき鋼板と塗装溶融亜鉛めっき鋼板の「クロメートフリー処理」を巡り、焦点となっていた公共建築工事標準仕様書でのクロメートフリー処理一本化は来年の改定では見送られる可能性が濃厚となった。鉄連では前回2016年の改定に続き、今回も環境負荷物質低減や世界的な環境規制の高まりなどの観点から、公共建築工事標準仕様書でのクロメート処理の除外を国交省などに提案してきた。しかし、需要業界から「先にJIS規格で(クロメートフリーに)一本化してもらいたい」などの要望が出ていることを踏まえ、国交省では慎重に判断を下したとみられる。







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