2019年3月11日

造船・海洋構造物用 19年度鋼材消費見通し、3年ぶり増318万トン

 2019年度の造船・海洋構造物用鋼材消費(購入)量は317万6675トン(前年度比2・9%増)の見通しで、3年ぶりに前年度実績を上回る。日本造船工業会がまとめた造船関係資料によると、18年度見込みは308万4986トン(前年度比4%減)で、2年連続のマイナスとなる。16年度には346万6807トンにまで増加したが、その後は船舶受注量の減少から鋼材消費量も減退が続いてきた。3年ぶりの増加は、2020年からのSOX(硫黄酸化物)の排出など環境規制が強化されるのを見据え、環境対策を施した新造船受注が徐々にだが増加していることがプラス見通しつながった。







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