2020年1月28日

中国新型肺炎 鉄鋼需要への影響懸念

中国で広がる新型肺炎の鉄鋼需要への影響が現地の鉄鋼関係者の間で懸念されている。交通を封鎖し、市民に自宅待機を指示する自治体が肺炎発生源の武漢市以外にも広がり、全国的に観光地が閉鎖されるなど消費の下振れは必至。華東地区では製造業の工場が春節(旧正月)連休明けの2月初めの稼働再開を遅らせるケースがあり、鉄鋼の取引が一部で滞る見込みだ。事態は収束に向かう気配を見せず、春の鉄鋼需要を冷やす恐れがある。







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