2020年4月6日

世界で鉄鋼減産広がる 新型コロナ感染拡大受け経済収縮

 鉄鋼減産の動きが世界的に広がってきた。新型コロナウイルスの感染拡大で経済が収縮しているため。感染者が増え続けている欧州では鉄鋼大手アルセロール・ミッタルが需要見合いで生産を調整すると発表。全土が封鎖されたインドのタタ製鉄や需要の回復が遅れる中国の宝武鋼鉄集団、輸出が減少している台湾の中国鋼鉄もそれぞれ減産に踏み切る。自動車工場の停止など需要が後退している日本の鉄鋼大手も減産を検討。新型コロナの世界的な感染は収束が見通せず、減産が長期化する恐れがある。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more