2020年5月12日

ステンレス一貫2社の前期、市場低迷で内需縮小

 ステンレス一貫メーカーである日鉄ステンレスと日本冶金工業の2020年3月期決算が、8日に出そろった。

 前期は国内市場において、工作機械関連や自動車関連をはじめ需要家の活動水準が低下し、上期は市中在庫増加に伴う出荷水準低下が顕著。下期は上期で実施した日鉄ステンレスによる受注スキップ効果発現などで市中の在庫調整が進展する一方で、間接輸出を含めたマーケット低迷が長引き、ステンレス鋼材の内需は大きく縮小した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more