2016年4月20日

鉄スクラップ業者営業再開 熊本県内持ち込みに対応

14日に発生した熊本地震で、19日も余震が続き、鉄鋼業界でも復旧に時間がかかっている。そうしたなか、日本鉄リサイクル工業会九州支部によると、19日午後までに熊本県内の会員企業全社が営業を再開した。16日から片付けとスクラップ切断機やプレスなどの点検を行うと同時に電力の復旧を受けて設備を稼働させ、スクラップの受け入れ体制を整えた。

ただし各業者とも従業員の自宅が被害を受け、出社人数が少数であること、自社ヤード内の片付け中であること、道路事情が悪化していることなどの理由から、スクラップの持ち込みに対応するのみで、引き取りは行っていない様子。

また、がれきの片付けも始まったばかりのため、本格的ながれきの処理、スクラップの引き取りや持ち込みによる受付は当面先となる見通し。







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