2013年7月8日

韓国電炉、国内原料再び下げ 7月

 東部製鉄、世亜ベスチールなど韓国の電炉メーカーは、7月入り後再び韓国内鉄スクラップ購入価格の下げに向かっている。現代製鉄などの大手はまだ対応を決めていないが、8月の電力供給の15%カットを前に工場内スクラップ在庫の調整意向が強い。海外市場は、トルコの買いの動き出しなどからアメリカを中心に反発。輸入スクラップの調達に乗り遅れれば致命傷になる懸念もある。このため一定量の日本産契約を背景に今週後半にも国内値下げの動きが本格化する見通し。

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