2013年10月22日

中国鉄鋼能力削減 広東・河北省など具体化

 中国政府が取り組む鉄鋼の過剰能力解消が、徐々に具体化してきた。広東省では広州鋼鉄集団が白鶴洞製鉄所を閉鎖。政府の新たな大気汚染防止規則によって、国内最大の鉄鋼生産地である河北省では、特に唐山市で操業を停止する製鉄所が増える可能性が指摘されている。約3億トンに及ぶ過剰能力の削減に向けて、徐々に改革が進められているが、なお企業数や規模が限られており、需給に影響するには時間がかかりそうだ。







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