2014年9月8日

中国 輸入鋼材保税措置撤廃を半年延期

 中国政府が加工貿易における輸入鋼材の保税措置撤廃を半年間延期したことに対し、現地の日系鉄鋼関係者は「時期がずれ込んだだけ」と冷静にとらえている。税制改定の細則がなく、地方政府や各税関の対応がまちまちだったが、撤廃延期によって税制改定の周知徹底と輸入業者の対応のための猶予期間が与えられた格好。発表内容は時期の遅れのみであり、年末までの輸入契約、2015年6月末までの入着分で保税措置は撤廃されることになる。

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